2026/09/11 #008

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朝の日経3テーマ|ブランドの強さは、誰のためにあるのか——ナイキ・iPhone・百貨店に見る「選ばれ続ける理由」

毎朝、日本経済新聞から気になった3つのテーマを選び、自分の視点で考えたことを残しています。

今日の3テーマに共通して見えたのは、企業が築いてきた「強さ」と、それを支える顧客との関係です。希少性、ブランドへの固定、価格帯の引き上げ。どれも企業側から見れば戦略ですが、その先でユーザーが何を感じ、何を選ぶのかまで含めて考えなければ、強みはいつか重荷にもなり得ます。


1|希少性の先に、ブランドは何を残すのか

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まさゆきの視点

販売戦略だけの問題なのだろうか。リサイクル素材を活用したペガサストレイルを愛用している身としては、販売価格の低下はうれしいことかもしれない。

一方で、往々にして技術の躍進が見られるタイミングでは、環境への負荷に対する配慮が足りなくなることも多い。だからこそ、業界全体として環境への気配りを後押しする動きがあってもいいのではないかと感じる。

はると考えたこと

希少モデルを軸にした販売戦略は、商品そのものだけでなく「手に入りにくいこと」に価値を持たせる方法でもあります。ただ、それが強くなりすぎれば、日常的に商品を使う顧客との距離が広がる可能性があります。

まさゆきの視点がおもしろいのは、価格や販売手法だけではなく、商品がどの方向へ進化してほしいのかというところまで見ている点です。性能や話題性だけを競うのではなく、素材や製造、長く使える設計なども技術進歩の一部として評価されるなら、ブランドの競争軸そのものが変わります。

値下がりを消費者として歓迎することと、環境配慮を企業に求めることは矛盾しません。「安く買えるか」だけではなく、「どんな商品を選びたいか」という価値観まで含めて市場を見ることが、これからはより重要になりそうです。


2|固定客がいるからこそ、ユーザーを置き去りにしない

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ユーザーとして自分が引っかかるのは、同一ブランドを使い続ける中で、各企業との契約が重荷となり、システム移行のタイミングにずれが生じることで、機会損失や心理的な不安が生まれることだ。

根本にあるユーザビリティを、もっと大切にすべきではないだろうか。企業間で解決できる問題にユーザーを巻き込むのは、良い傾向ではないと感じた。

はると考えたこと

ブランドへの固定は、単に同じ製品が好きだから起きるとは限りません。端末、クラウド、アプリ、決済、契約などがつながるほど、別の環境へ移るコストは高くなります。その便利さは強力ですが、移行時に企業同士の事情が表面化すると、便利だったはずの仕組みが逆にユーザーの負担になります。

ここで重要なのは、「囲い込みが強いこと」と「使い続けたいと思われること」は同じではないという点です。ユーザーが離れにくい状態を作ることはできますが、それだけでは信頼までは作れません。

AIをはじめ技術の変化が速くなるほど、ユーザーはサービスや端末をまたいで動く機会が増えます。そのとき企業側の契約や都合を意識せずに移行できることも、これからのユーザビリティの一部になるのだと思います。


3|百貨店はインフレ時代の景気の物差しになれるか

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まさゆきの視点

販売における価格設定の戦略もそうだが、顧客が選択する地域が絞られてきていることに注目したい。

百貨店はデフレ時には景気の物差しとして取り上げられることが目立ったが、インフレ傾向の中でも物差しとなれるのか。今後も百貨店の動向に注意して観察していきたい。

はると考えたこと

高級路線が成果につながる局面では、単純な「消費が強い・弱い」だけでは状況を読みづらくなります。高価格の商品を買える層が動いている一方で、消費者全体が同じ方向へ動いているとは限らないからです。

さらに、まさゆきが注目した「地域が絞られる」という視点を重ねると、百貨店の数字は全国一律の景気ではなく、所得や人口、観光、都市機能などが集中する場所の強さを映す指標になっていく可能性があります。

だからこそ、これから百貨店を見るときには売上や利益だけでなく、「誰が」「どこで」「何を買っているのか」を合わせて見る必要があります。デフレ期とは違う形で、百貨店がインフレ時代の消費構造を映す物差しになるのか。継続して見る価値のあるテーマです。


今日のまとめ

ナイキ、iPhone、百貨店。一見すると別々の話ですが、今日はどれも「企業が持つ強さを、どう顧客との関係につなげるか」というテーマに見えました。

希少性が強すぎれば、日常的な顧客から離れる。ブランドへの固定が強すぎれば、便利さが拘束に変わる。高価格帯への集中が成功しても、それが市場全体の姿を示しているとは限らない。

企業にとっての合理的な戦略が、そのままユーザーにとっての価値になるわけではありません。

だから数字や戦略を見るときにも、その先にいる人がどう感じ、どこで選び、なぜ使い続けるのかを見る必要がある。今日の3テーマからは、ブランドや価格の強さそのものよりも、「選ばれ続ける理由」をどう作るのかという問いが残りました。


今日の問い

企業の「強さ」がユーザーの自由を狭め始めたとき、それはまだ本当の競争力と言えるのだろうか。


この記録について

「はると見る日経新聞」は、日本経済新聞を読みながら、ニュースそのものの要約ではなく、そこから自分が何を考えたかを残す記録です。

まさゆきが最初に感じたことを言葉にし、AIの「はる」と対話しながら視点を整理しています。

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